炭焼きを体験してみよう
炭焼きは科学だ‼ 木から炭素を取り出す仕組みを学ぼう

2023年2月19日更新
半兵衛炭焼塾
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半兵衛炭焼塾では初級コースから上級コースまで幅広く炭焼き体験のご指導をいたします。
また、炭焼きをしながら田舎暮らしをされたい方には、窯づくりのご指導やお手伝いをいたします。
炭焼き技術を身につけて君津市清和地域で炭焼移住をしてみませんか。
空き家や炭窯、山林など情報は半兵衛炭焼塾までお問い合わせください。

1月下旬三日にわたって地元清和小学校4年生が炭焼体験に来たよ。
昭和39年の東京オリンピック頃までは炭が家庭用燃料の中心だったので、製炭産業が盛んだった清和は経済的にとても豊かで炭焼く煙りがあちこちから立ち昇っていました。
清和小学校では伝統的な炭焼を子ども達に体験させたく半兵衛炭焼塾にやってきました。
詳細は「2023炭焼体験に来られた方々」又は半兵衛炭焼塾facebookをご覧ください。

最近になって地元産の炭が見直されてきています。
持続可能な燃料としての炭。炭焼きに挑戦してみましょう。
炭焼き体験を希望される方は下記募集内容等をご覧ください。


半兵衛炭焼塾では炭焼技術を2日間で習得していただく体験窯と、1窯で250kgほど焼くことの出来るレンタル窯を用意しております。いずれも熱効率のよい土天井の炭窯です。
窯広場には休憩施設があり、自分で焼いた炭でバーベキューも出来ます。グループやご家族でご利用いただけます。

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炭焼き体験をされる方を募集しています。
炭焼き体験の料金改定について
体験料金については今までボランティア料金で対応していましたが、木曽野が高齢となり炭材の調達に人出を借りることが多くなりました。
こうした状況から2023年1月1日から料金を改訂させていただきました。詳しくは下記「ここをクリック」をクリックしてください。

炭焼き体験のコースは次のとおりです。
①初級コース 体験窯を使用して窯入れから焚き込み、止め窯、窯出しまで、指導を受けながら炭焼きの基本を学びます。
②中級コース 体験窯を使用して木づくりから窯入れ、焚き込み、止め窯、窯出しまで、指導を受けずに体験者自ら炭を焼きます。
なお炭木を持ち込んで自ら焼く場合はレンタル窯としてご利用できます。
③上級コース 本窯を使用して木づくりから窯入れ、焚き込み、止め窯、窯出しまで、指導を受けずに体験者自ら炭を焼きます。
なお炭木を持ち込んで自ら焼く場合はレンタル窯としてご利用できます。
④鑑賞炭コース 飾り用炭で、スチールのお菓子の箱などを使用して松ボックリやドングリ、木や竹の枝、常緑樹の葉などを炭にします。
⑤ドラム缶窯コース ドラム缶窯を使用して木や竹などを焼きます。
炭焼き体験をされた方には終了証をお渡しいたします。
詳しくはここをクリックしてください。
半兵衛炭焼塾は 君津市市宿408にあります。(館山道君津ICから鴨川方面10分ほどです。)
メールでの問い合わせはこちらへ⇒ 
電話でのお問い合わせは 090-4621-5043へお願いいたします。
ただ今炭焼き体験を受け付けております。体験される方はご連絡ください。
日程を調整させていただきます。


2月分赤字は炭焼き体験予約済
     
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3月分赤字は炭焼き体験予約済
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4月分赤字は炭焼き体験予約済
 
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窯入れの炭木は用意してありますので、どなたでも体験できます。
また植木のせん定木などご自分で持ち込むことも可能です。体験窯の炭木は軽トラック1台ほどで、およそ50kgの炭が出来ます。

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炭を販売しています。

半兵衛炭焼塾では炭を販売しています。
火持ちの良い「カシ炭」や「クヌギ炭」は米空き袋9kg入り1袋1500円
ナラやマテバシい等を焼いた「雑炭」は米空き袋8kg入り1袋1100円です。
ご利用ください。
【ご連絡】:ただ今販売中の炭はナラ炭8kg入り1100円、クヌギ炭9kg入り1500円です。


エコ燃料の炭焼きを見直そう
昭和30年代後半から石化燃料が普及して木炭の消費は著しく落ち込みました。そして電化時代に突入すると木炭の存在すら忘れ去られてしまいました。山林との関わりが少なくなくなった近年は、荒廃した放置山林をどうするかが大きな課題となっています。荒廃山地は土砂崩壊につながる恐れがあります。荒廃した山林を復活するためには人間生活が山林と結びつかなければなりません。
別の視点からは、木炭がエコ燃料として見直されています。七輪を使った調理用燃料に、火鉢やコタツでの暖房燃料として是非ご利用いただきたいと思います。
炭焼き体験で炭づくりの醍醐味を味わって見ましょう。そして炭焼き技術を次世代へ継承しましょう。【写真はレンタル窯です。】
半兵衛の功績
君津市市宿には常盤半兵衛という築窯の先駆者との縁があります。半兵衛は江戸の中期から後期にかけて活躍した人で、相州鍛冶屋村(今の湯河原町)からやってきて君津の山村に土窯による製炭を指導した人です。常盤半兵衛が教えた土窯は石窯のように重い石を大量に使わず簡単に窯を作りかえることが出来るので、山深い谷筋を次から次へと炭を焼いて生活するにはとても適していました。このため生産量は飛躍的にあがり、焼かれた炭は小糸川を川舟で下り河口の川岸で五大力船に積み替えられ江戸へ運ばれました。「上総木炭」の名はたちまち江戸に広まりました。この功績から常盤半兵衛は当時から土窯半兵衛と呼ばれて、墓が君津市市宿三経寺【写真】にあります。この偉人の遺徳を偲び土窯による製炭法を後世に伝えるとともに、炭文化普及のため半兵衛炭焼塾は活動しております。

土窯半兵衛(しいむじな掲載)hanbeeshiimujina.pdf へのリンク

土窯で
焼いた 半兵衛炭
              商標登録第4808762号

    半兵衛炭焼塾


炭焼き体験と炭窯づくりのご指導は
私、木曽野正勝がさせていただきます。

炭焼き体験に来られた方々
2023
2022年
  2021年    2020年   2019年

土窯づくりの記録
 記録no.1(土地造成工事から窯の掘削、腰石積みまでの記録)
 記録no.2
(窯内への原木の立込から型木と切子による窯天井の形作りまでの記録)
 記録no.3
(テンジョーイ作業から窯の天井乾燥までの記録)
 
記録no.4(初窯の焚き込み作業から炭化、止め窯までの記録)
 記録no.5
(天井クラック調査と初窯の炭出し作業の記録)
 記録no.6
(製品の箱詰め作業や、製品販売に向けた作業の記録)

ドラム缶窯づくりの記録
伏せ焼きに挑戦

ちっちゃな土窯資料館
(展示資料の御案内です。常盤半兵衛関係の遺跡も紹介しています。)