炭焼記録No.6  記録:木曽野

秋の気配(H15.9.10)
半兵衛炭窯周辺に秋の気配が訪れた。周辺の稲作田ではコンバインがけたたましくうなりを上げている。5月に造成工事を始めてから五ヶ月目に入り、炭窯の東隣には木材を使った屋内休憩所も完成し、予定していた施設はすべて整った。屋内休憩所には、将来、壁面を利用して土窯づくりの経過や炭焼に関連する資料を展示していきたいと考えている。
炭の箱詰め
窯出しした炭は17cmに切断し、10号の段ボール箱に詰める。丁度3kg入る。家庭用の燃料としては手頃であろう。初窯ではカシが50箱出来た。これは贈呈用とした。2窯目はカシ55箱とクヌギ5箱だ。9月6日の3窯目の窯出しではカシ64箱とクヌギ1箱が出た。その他各窯では中粉炭や雑炭が沢山出ているのだ。したがって在庫がかさんできたので販売することにした。
製品の販売
製品として販売するためには内容表示をしなければならない。そこでパソコンで商標等を作成した。「土窯で焼いた半兵衛炭」「カシ3kg入り」「燃料用木炭使用上のご注意」である。これらは一箱づつのりで貼り付けた。
販売価格は、特に利益を目的にしていないので、3kg入り1箱、カシが400円、クヌギが350円、ザツが300円とした。ただし、ザツは軽いので当面8kg入り袋詰め800円とした。
販売先とピーアール看板
製品販売は直売所委託と現地販売にした。直売所委託はR410号君津市大岩の自然休養村直売所「里のめぐみ館」と房総スカイライン有料道路入口付近の「峠」と「美古の里だ。
現地販売は看板を立てることにした。看板の材料は休憩所建築の廃材利用だ。ペンキ塗りは私の得意とするところなので3日がかりで取り組んだ。
遠方の方には代金引換郵便物でお送りさせていただきたいと考えているが、郵送料の方が高くつくことを御了解願いたい。
看板の取付(H15.9.10)
看板の取付は農作業小屋の屋根の上とした。これで市道を車で走る方からも分かるだろう。欲を言えばもう一回り大きな看板であれば目立つのだが、廃材利用では致し方ない。

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